レジ用ロール紙の種類は?購入できる場所や選び方を解説!

レジ用ロール紙の種類は?購入できる場所や選び方を解説!

会計時に発行するレシートや領収書は、レジ用ロール紙に印刷されています。初めてレジスターを導入した際などは、どのロール紙を選んだらいいのか悩んでしまうことでしょう。ロール紙の種類やサイズを知ることで、レジに適した商品の選び方が分かるようになります。

今回は、レジ用ロール紙の種類や、選び方のポイントをまとめて紹介します。

ロール紙の種類

ロール紙の種類は、普通紙と感熱紙の2種類です。

普通紙

インクリボンを使用して印字するタイプの紙です。紙質が劣化しにくいのが特徴で、保管に向いています。感熱紙よりもコストが安いのがメリットで、半分ほどの価格で購入可能です。しかし、印字する際にインクリボンを使用するため、定期的にロール紙とインクリボンを購入する必要があります。

感熱(サーマル)紙

熱に反応して文字が黒く浮き出るように加工されたレシート紙です。現在、ほとんどのレジスターで、感熱紙のロール紙が使用されています。感熱紙は冷暗所での保管が基本です。保管場所の環境によっては、紙質の劣化が進みやすい特徴があります。また、感熱紙には消費期限が設定されており、超過すると紙が黄ばんだり、印字された文字がかすれてしまったりするのが欠点です。

感熱紙は保存できる年数によって、次のように分類されます。ノーマル紙、中保存紙、高保存紙の3種類です。それぞれ保存できる年数が異なるため、店舗で保管しておく場合には注意が必要でしょう。保存可能な期間の目安は以下の通りです。

  • ノーマル紙…約3年
  • 中保存紙…約5年
  • 高保存紙…約7年

 

レジ用ロール紙のサイズ

レジ用ロール紙のサイズは「紙幅×外径(ロール紙の直径)×芯径(中心部の直径)」で表されます。注文時に困らないように、使用しているロール紙のサイズやメーカーの品番、またはレジ本体の型番を控えておきましょう。ロール紙はサイズや紙の種類が合っていれば、ほとんどの商品で互換性があります。ただし、レジに適した紙幅や外径のものでなければ、紙詰まりを起こしたり、取り付け場所に収まらなかったりすることがあるので注意してください。

メーカー純正の商品を選ぶ、純正と同じサイズのロール紙を使うなどして、レジ業務に支障が出ないように対処しましょう。ロール紙の厚さは、一般的に65~75ミクロンほどです。紙の厚さの違いで巻長が変わりますが、セットするロール紙のサイズがあっていれば問題なく使用できます。

 

ロール紙の選び方

ロール紙には、いくつかのサイズや種類があるため、セットするレジに適した商品を選びましょう。適切なロール紙を選ぶために、以下の項目を確認します。

  1. 印字方法の確認
  2. レジに適したサイズの商品を選ぶ
  3. 使用頻度や保存期間からロール紙の種類を決める

まず、使用しているレジの印字方法によって、普通紙か感熱紙かを選びます。感熱紙対応のレジに普通紙をセットしても印字できません。また、普通紙対応のレジに感熱紙をセットすると、印刷ミスや故障の原因になるため気をつけましょう。ロール紙には互換性がありますが、サイズを間違えると取り付け場所に収まらず、故障の原因にもなるため、慎重な確認が必要です。また、感熱紙には保存期限が設定されているので、ロール紙を劣化させて無駄にすることがないように注意してください。使用頻度やロール紙の保存期間を目安に、購入するロール紙の種類を選びましょう。

 

レジ用ロール紙はどこで購入できる?

レジ用ロール紙の主な購入先は以下の通りです。

家電量販店・ホームセンター

ロール紙は、家電量販店やホームセンターで購入できます。必要な時にその場で購入できるのが大きなメリットです。発注ミス等で、在庫のロール紙が無くなった場合などの緊急事態にも対処できます。ただし、全ての店舗でロール紙の取り扱いがあるとは限らず、欲しいメーカーの商品が置いていないこともあります。在庫が無かったり、取り寄せに日数がかかったりすることもあるため、事前に店舗に問い合わせて在庫状況を確認しておくとスムーズです。

通信販売

近くに取扱店がない場合には、通信販売での購入が便利です。ネットで検索すると、さまざまな商品が一覧で表示されます。目当ての商品が探しやすく、直接配送してもらえるため、通販を利用する人がほとんどです。レジロールの専門店や、事務用品取扱店、ECモールなどの通販サイトで購入できます。

レジスターの販売店

ロール紙は、レジスター販売会社からも購入可能です。レジスターを扱う業者では、関連用品としてレジ用ロール紙の販売を行っていることがあります。通販と同じく、配送対応している会社が多いので、ロール紙を一度にまとめて注文したい時にも便利です

 

まとめ

今回は、レジ用ロール紙の種類や選び方のポイント、購入先をまとめて紹介しました。ロール紙への印字方法とサイズ、感熱紙の場合には保存期間にも注意して、ご使用のレジに適したロール紙を選びましょう。

千葉県千葉市花見川区にあります「株式会社オー・ビー・エス」では、レジスターの販売や、レジ周りのシステム構築のサポートなどを幅広く手掛けております。当社では、レジ業務に必要なロール紙などの関連商品も取り扱っております。購入をご検討のお客様は、お気軽に当社までお問合せ、またはご相談ください。