レジシステムは年々大きく進歩中!レジシステムについて解説!

レジシステムは年々大きく進歩中!レジシステムについて解説!

日本の商店でレジのないお店はほぼありません。最近のレジはお釣りが自動で出てくるタイプや、スーパーなどはセルフレジも増えています。チェーン店ではレジのPOSシステムで、売上データなどが本部に送られています。日常的にレジを見ていても、レジに詳しい方はそれほど多くいないようです。

本記事で最近のレジシステムについて、分かりやすく解説します。

レジはキャッシュレジスター

通常、レジと呼んでいますが、正式にはキャッシュレジスター(英: cash register)といいます。商店で商品の販売額を計算し、記録する機器です。日本語では「金銭登録機」ですが、昭和の時代の呼び方です。現代は略称の「レジ」と呼ばれています。

レジスターは1878年に誕生

機械式のレジスターが世界で初めて登場したのは、1878年のアメリカでした。当時、喫茶店を経営していたジェームズ・リティがレジスターの原型を考案したと伝えられています。日本では、1897年に牛島商会がレジスターを輸入し、1900年代初期に百貨店が増えたことに伴って、レジスターが導入され始めました。

電気式の小型レジスター

1902年には電動式のレジスターが発売されました。入出金記録などの金銭管理機能だけでなく、取引明細や合計表示、レシート発行機能も備わり、画期的に進歩したのです。

戦後になると、戦争の復興から好景気に移り変わり、大量消費の時代にスーパーが登場してレジの機能はますます増え、商品ごとの売上や利益の把握も容易になりました。レジのデータが、会計からマーケティングへ活用されるようになりました。

紙テープで管理

1960年代からデータ管理は紙テープを媒体にしたものへと移り変わり、やがて、メーカーがレジの量産化や小型化を進め、レジでのクレジットカードの利用も可能になりました。

POSレジの登場

1970年代になり、コンビニエンスストアや全国チェーンの専門店が出現し、利便性や合理化を重視したPOSレジが、コンビニを中心に全国に導入されました。1978年にはバーコードをスキャンするために必須となる「共通商品コード(バーコード)」の制定が進み、レジの進歩に役立ちました。

 

レジに大切な機能「POS」

POSは「Point Of Sales」の略で、各店舗のレジで集計したデータを電送してコンピュータに直接入力するシステムです。「販売時点情報管理」とも呼ばれ、それまでの会計業務の一部を手作業から機械化にしました。全国展開している小売店は、各地の支店データを直接本部で把握可能になり、データを一元管理できる画期的なレジシステムも誕生しました。

POSシステムは日々進歩

POSレジのシステムは日々進歩していて、1990年代にはパソコンの基本ソフトを搭載したPOSレジも登場しました。世界規模でインターネットの普及と整備が進み、レジにはタッチパネルが設けられ、電子マネーやポイントカードなどの新しいサービスにも対応できるように進化しています。飲食店ではタブレットを使った高機能なオーダーシステムが普及し、清算はセルフレジで済ませるお店も増えています。省力化よりも、人出不足解消の対策です。

 

POSレジのメリット

現在主流となっているPOSレジは、少なくとも売上分析機能・顧客管理機能・在庫管理機能を備えています。また、従業員による不正会計防止や、万引き被害の集計など、さまざまな場面で利用可能です。さらに複数店舗で集計・記録したデータが瞬時に統合可能となり、販売傾向や売れ筋商品の把握も素早くできて在庫補充もスムーズに進み、経営の合理化につながります。POSレジはメリットが多いのです。

POSレジはレンタルでも導入可能

POS機能を搭載していないレジスターに比べると、POSレジはリアルタイムで、「いつ」「どのような商品が」「どのようなお客様に」売れたのかを集計・管理・分析がタイムリーにできます。販売規模が大きくない個人商店などでは、あくまでレジは会計処理の補助的な使い方が多く、POSはなくても済むでしょう。しかし売り上げ規模が大きい店舗であれば、POSにより販売動向がつかめ、売れ筋商品の製造や仕入れに活かせます。

日進月歩で進歩するレジを、レンタルで導入する方法がおすすめです。レンタルであれば数年ごとに最新機種のレジを導入できます。進歩が激しいだけに、レジを購入するよりもレンタルの方が便利になるお店も多いようです。

 

まとめ

レジの進歩は目覚ましいものがあります。昭和時代の従業員一人分の仕事をこなしているといっても過言ではありません。レジ一台でお店の売り上げがプラスになることもありえます。最新のレジを導入しましょう。

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