小型券売機を導入する前に知っておきたい!メリット・デメリットを紹介

小型券売機を導入する前に知っておきたい!メリット・デメリットを紹介

売上管理を正確にしたい、人手不足で会計に回すスタッフが足りないなど、券売機の導入を考える理由はさまざまです。小型の券売機であれば、スペースに限りがある場合もお求めになりやすい価格で導入できます。

この記事では、券売機導入の判断基準や営業形態による向き・不向き、メリット・デメリットなどをご紹介します。

小型(卓上)券売機とは?

小型(卓上)券売機とは、通常の券売機に比べコンパクトで重量が軽く、持ち運びが可能な券売機です。カウンターや少ないスペースにも設置可能で、店舗のレイアウトに合わせて置き場所を変えられます。ランチのみの営業やレジの変わりとしてもお使いいただける券売機です。株式会社オー・ビー・エスでは、スタンダードな30品目ボタンでリモコン操作による設定ができる小型券売機と、液晶タッチパネルで1万円札や5千円札が使用できる高額紙幣に対応した小型券売機をご用意しております。

 

小型券売機のメリット・デメリット

小型券売機のメリット・デメリットを紹介します。

小型券売機のメリット

  • 限られたスペースでも利用可能
  • 持ち運びが可能
  • お求めになりやすい価格帯
  • 気軽に券売機を導入できる
  • 取り扱いがわかりやすい

小型券売機はカウンターの上などにも設置でき、通常の自立型券売機に比べてお求めになりやすい価格帯で気軽に券売機を導入できるメリットがあります。

小型券売機のデメリット

  • 品目(ボタン)数が少ない傾向にある
  • 自立型券売機と比べて釣銭収納枚数が少ない

自立型券売機と比べて品目(ボタン)数、釣銭収納枚数が少ない傾向にありますが、両替機を設置することで釣銭収納数をカバーできます。

 

券売機導入の判断基準

券売機導入の判断基準は、現在の経営上の問題を券売機の導入で解決できるかどうかです。たとえば、「人手不足で、レジにスタッフを回す余裕がない」「オーダーミスによる損失を削減したい」などが想定できます。券売機を導入して得られる効果が、導入にかかる費用を上回る見込みがあるかどうかをよく見極めましょう。券売機導入の費用が現実的なものであるかなど、店舗の経営状況やお客様のニーズから判断する必要があります。

 

営業形態の違いによる券売機の向き・不向き

券売機による会計は、営業形態によって向いている場合と向いていない場合があります。経営している店舗に適しているか見極めて導入を検討しましょう。

券売機に向いている営業形態

券売機に向いている営業形態として、以下の3つが挙げられます。

  • 店内が狭い
  • 回転率を重視している
  • 少ない人数で営業している

このような営業形態では、比較的短い滞在時間でお客様をどんどん廻していくことが重要視されます。格安カットの理容室や、ラーメン店など回転率を重視する店舗に券売機が設置されているのも、こういった理由からです。また、券売機を使いメニューを販売する際には会計を行うスタッフが不要で、スタッフの教育にかかる費用を含めた人件費の節約に効果的なうえ、回転率を上げることにも繋がります。

券売機に向いていない営業形態

券売機に向いていない営業形態として、以下の3つが挙げられます。

  • 店舗が広く出入り口に券売機がある
  • 通路が狭い
  • 接客を重視する営業形態

店舗が広く出入り口に券売機がある場合や、通路が狭い場合はお客様に負担がかかります。お客様との接客を重要視している営業形態や、券売機の設置により「食事をするだけの場所」といった印象を与えてしまう場合には適していません。高級感を演出したい店舗や、ゆったりとくつろげる雰囲気を大切にしている店舗にもふさわしくないでしょう。

 

券売機のメリット・デメリット

券売機を検討する際はメリットとデメリットをしっかり理解することが大切です。

券売機のメリット

券売機のメリットとして以下の6つが挙げられます。

  • 会計にスタッフを回す必要がない
  • 売上管理が正確にできる
  • 会計時のミスを防げる
  • オーダーミスを防げる
  • 衛生管理の向上になる
  • 盗難防止に繋がる

スタッフが行う会計では釣銭や預かり金のミス、オーダーのミスは少なからず出てしまうものです。また、現金を扱わないことによる衛生のリスクの軽減、盗難の防止にも繋がります。

券売機のデメリット

券売機のデメリットとして以下の4つが挙げられます。

  • 機械が故障するリスクがある
  • 追加オーダーには向いていない
  • 来店客とのコミュニケーション機会の減少
  • 導入費用が掛かる

追加オーダーの場合は券売機に行ってメニューを注文してもらう必要があるので、店舗が広く券売機までの距離がある場合はお客様の負担になってしまう可能性があります。また、お客様とのコミュニケーションを重要視している場合は、券売機を設置することでコミュニケーションの機会が減少してしまいます。

 

券売機撰びのポイント

券売機には種類が豊富にあり、搭載されている機能も異なります。必要な機能とそうでない機能を見極め、導入コストを抑えましょう。

高額紙幣対応か

1万円札や5千円札に対応している券売機はそうでないものに比べて、導入にコストがかかります。千円札に限定している券売機はその分コストを抑えられますが、高額紙幣をスタッフが両替する手間やお客様の手を煩わせるといったデメリットがあります。

押しボタン式かタッチパネル式か

押しボタン式は導入コストを抑えられ、お年寄りにも操作しやすいメリットがあります。タッチパネル式は時間帯でメニューを切り替えられる点や、多言語に対応できる点がメリットと言えます。営業形態やどのような客層をターゲットに経営しているかによって選ぶとよいでしょう。

 

まとめ

今回は、券売機導入の判断基準やメリット・デメリットなどをご紹介しました。券売機は営業形態によって向いている場合と向いていない場合があります。回転率を重視する店舗では券売機の導入で、スタッフの負担軽減や効率アップに繋がる可能性が高いでしょう。小型券売機は気軽に導入できるメリットがあります。検討している方はまずはレンタルから試してみる方法もあります。

小型券売機は「株式会社オー・ビー・エス」にお任せください。小型券売機の販売、短期レンタルも行っておりますので、ご用命の際はお気軽にご連絡ください。