会計処理から売上分析までできる!POS レジその操作方法を解説

会計処理から売上分析までできる!POS レジその操作方法を解説

最近はコンビニやスーパーなどでレジが大きく変わっています。POSレジといわれるレジのセルフ化が進んでいるのです。店員さんが商品のバーコードを読み込ませ、会計が終わった時点でお客さんが決済マシンで支払いすると完了です。POSシステムは会計処理だけでなく、売上管理から在庫管理など幅広く使われています。

ここでは、POSレジの操作方法を紹介します。

POSレジの操作方法

POSレジのPOSは「point of sales」の略称で、日本語では「販売時点情報管理」になります。購入品の会計処理だけでなく、レジの処理で販売情報が収集され、蓄積され、管理されます。そのデータを最大限活用して、お店の売上状況や在庫などを正確に確認し、販売促進に活かすことが可能になるでしょう。

それだけに、POSレジの正しい操作が重要になります。POSレジそのものはかなり操作性がよくなっています。しかし最近は現金決済だけでなく、カード決済やスマホ決済など決済方法が増えており、そのつどPOSレジの操作が変わってくるでしょう。

さらにデータで売上管理や在庫管理、売上状況もデータとして、必要な時に求められ、データ集計の操作もあります。以下で、POSレジの主な操作を解説します。

 

POSレジの操作

POSレジにはさまざまな操作方法がありますが、そのなかで主に使用する操作方法をピックアップして7操作を紹介します。

基本の会計処理

小売店の基本といえる会計処理は、POSレジの操作方法で基本であり欠かせません。基本の会計処理は、お客さんが選んだ商品のバーコードをスキャナに通し、商品を登録します。購入する商品すべて登録した後に、「小計」や「Enter」を押し、会計を確定させます。その場でお金を受け取り、レジに収納後にふたたび確定を押すとお釣りが出てきますし、レジに収納するだけでお釣りが出るタイプもあるでしょう。

同一商品の複数処理

ドリンク類やビールなどは、複数購入するお客さんが多くいます。同じ商品を複数登録する場合は、スキャナで読み込む前に、商品数量を先に入力します。その後に、一回スキャナで読み込むだけで数量分の登録ができるでしょう。一つ一つ読み込む時間が減り、カウントミスする確率も減ります。

バーコードのない商品の処理

商品によってはバーコードなしで販売することもあります。バーコードがない商品はスキャナを通せません。そのような場合は、操作画面の商品ボタンを活用し、あらかじめバーコードがない商品は登録されているケースが多く、商品ボタンを押すことで会計処理されます。バーコードもなく、商品登録もされていない場合は、先に商品カテゴリボタンを選択してから、価格を手打ちする操作方法になります。

バーコードが読み取りにくい商品の処理

バーコードがクリアでなくスキャナで読み取りにくい商品の場合は、バーコード部分をしっかり伸ばし、ゴミや汚れなどバーコードを遮るもの取り除きます。それでも読み取りにくいときは、商品ボタンを使って登録することになり、カテゴリボタンで手打ちをする操作になります。

割引やポイント利用の処理

タイムセールなど割引販売の操作もあります。値引きされたバーコードが貼られていれば、そのままスキャナに通せば登録が完了します。30%オフなどのシールだけの場合は、レジで割引操作が必要になるでしょう。事前に登録されている割引ボタンや、割引率を手打ちで入力する操作方法になります。POSレジで発行したレシートに割引のバーコードが印字されていれば、スキャナでそのバーコードを読み込むことで割引が反映されます。

店のポイントカード処理

ポイントカードシステムがあるお店では、ポイント割引の操作が必要です。ポイントカードを端末で読み込ませたり、スキャナで読み込ませたりした後に、POSレジが必要となるポイントを使用します。

商品を返品する場合の処理

商品に不具合があったり、お客さんが間違って購入したりして、返品処理が発生することもあります。取り消し処理のひとつの操作方法が、返品する商品を数量-1で登録すれば、マイナス売上を立てることができます。

 

キャッシュレス決済の会計

最近急速に増えているのがクレジットカードや電子マネーによるキャシュレス決済です。クレジットカードや電子マネー決済の操作方法は現金決済とは異なる操作方法になります。

クレジットカードで決済

実際には各POSシステムで微妙に異なりますが、クレジットカード決済の標準的な流れでは、まず、決済を押します。次に、クレジットカードを押して金額を入力し、確認後、決済に進みましょう。

お客さんのクレジットカードを、カードリーダーに差し込んで読み込ませます。お客さんに暗証番号の入力とチェック(確認)ボタンを押してもらい、カード決済完了です。

スマートフォン決済

最近増えているスマートフォンを利用した決済の場合は、スマートフォンのQRコードをPOSレジと連動しているQRコードリーダーで読み取ります。スマホ画面がバーコードの場合はバーコードリーダーで読み取り決済を行います。

 

まとめ

急速にPOSレジが普及し、レジで働く方々にPOSレジの操作が求められるようになりました。操作そのものは簡略化されていますが、決済方法が増えているだけに覚えることは多くあります。最近は、キャシュレス決済も増え、多種多様な決済方法があるだけに、POSレジ操作も正確性が求められています。

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